Burlesque
バーレスク傘下
バーレスク=アポカリプス
ゾディアックの首領にして、アポカリプスの司令塔。
リチェルカーレの恋人であり、ジグの保護者。
特異な能力が皆無だが、それを補うかのように科学と策略で危機を回避してきた頭脳派の実力者である。
科学力で何でも解決してきたため、諦めずに追究していけば、どんなことでも科学で成し得ないことはないと信じている。その為、科学を「弱者が縋るしかない『最後の手段』ですね」と言い放ったファルベルフェーレンとは折り合いが悪く、出会えば一触即発のような雰囲気になり、お互い売り言葉に買い言葉の応酬となる為、よくレチタティーヴォに「相変わらず時代遅れの冷戦状態だねー♪」と言われている。
フェザクロの桜音学院に実弟がおり、たまにからかいに行く。昔は愛情表現は「痛み」だと思っていたが、今はそれだけではないと思っているらしく、ここまで彼の性格が緩んだのはリチェルカーレとの出会いがキッカケではないかと弟は思っている。
傘下長として医療・科学関係を担ってはいるが、同じ立場で部下である筈のプレリュードに振り回されており、彼女にはかなり手を焼いている。
リチェルカーレ=エリンフォード
アポカリプスの「花鳥風月四天王」の「花」で人々を魅了する幻魔。音魔術と幻術の使い手で、ひとを惑わしたり癒したりするセラピスト。
バーレスクの恋人であり、医院で働く彼の支援をしている大人な女性。
ジグ=ラザフォード(ヒョウマ)
アポカリプスの「花鳥風月四天王」の「鳥」で氷魔と畏れられている氷属性最強幻獣ラザフォードの末裔。
その気になれば一つの世界を一瞬で絶対零度の世界(氷河期)へと変えることができる。
その圧倒的な「氷の力」と幻獣時の「美しさ」を欲した「時の権力者」や「狩人」に乱獲され、現存しているラザフォードは彼1人のみとなっており、その出来事と後述するあることが原因で他人に心を開かなくなっていた。
樹氷の森が広がる世界ジエロを棲家として1人平穏に暮らしていたが、同じ世界の住人に恐れられて氷山に幽閉されていたところをバーレスク(当時リヒト)に助けられる。保護者となった彼に連れられた先で、リチェルカーレの介抱され、三人で家族のように過ごす。
当初は家庭的な生活に慣れず、事務的な態度で接することで、距離を取っていたが自分の領域に遠慮なく入ってくる2人(特にリチェルカーレ)と接していくうちに徐々に心を開いていった。当時の名残からか、仲間内と話すときは一人称が「僕」なのだが、それ以外のひとと話す時は「私」になっている。
気恥ずかしさからあまり口にしないものの、バーレスクとリチェルカーレを大切に思っており、2人に害するものは容赦なく排除する。後に仲間になるパルティシオン(当時シオン)とは同じ氷属性ということですぐに打ち解け、彼と契約している。
暑いのは苦手で、温泉に入ると5分でのぼせてしまうため、その度にバーレスクの脇に抱えられていた。寝起きの30分は寝惚けているのか、抱擁してきたりくっついてきたりするらしく、リチェルカーレの貧血の遠因になりかねないとバーレスクが懸念していた。
バーレスクが立ち上げた組織「ゾディアック」では「カプリコルノ(磨羯宮)」で、「レオ(獣王宮)」のリエン(後のステージ)とコンビを組んでいる。
シオンの側近として同僚であるイディアスを案じており、かつてバーレスクの野望に異論もなく、ただただ恭順していた自分を重ねて、「そのままではいけない」と諭して間接的にディベルティメントが起こす問題を解決に導いた。
ソノリティ=コンパティール
リチェルカーレの使い魔であり、普段は医院の事務員。
プレリュード=クレア
傘下長の1人であるバラッドの姉。弟を盲目に愛しており、その行き過ぎた想いが良い方向にも悪い方向にも繋がる。弟は内心困惑しているが、お構いなし。
エンディスにある浜崎医院の内科医兼科学者として働いている。
バルカローレ=アーク
プレリュードの夫。妻同様に義弟を大切にしている。エピックとは双子だが趣味などが全く合わない。でも決して険悪ではない。
プレリュードと共に、エンディスにある浜崎医院の外科医兼科学者として働いている。
セレナーデ=アルカード
ノクターンの義妹で夢魔。リチェルカーレの親友で、彼女とは趣味も合う幻術仲間。仲間の心理状態を調査し、必要とあらば夢の中で治療をしたり、相談を聞くカウンセラー。
フロンティア=メアレスボーデン
ゼレン(ゼーレンヴァンデルング)の妹でしっかりしており、ジグと共におふざけが過ぎたリチェルカーレやセレナーデに強烈なツッコミを入れる。。
アイリス=シュヴァルツァー